こんにちは。
ヒーリングセオリーの癒しの専門家、山田和魅(かずみ)です。
ヒーリングを受けたあと、なぜかモヤモヤしたり、気持ちが沈んだりする…。
そんな経験、ありませんか?
「ちゃんと効果が出てないのかも」と不安になるかもしれませんが、実はその状態こそが、癒しのプロセスが動き出したサインなんです。
ネガティブな感情がふっと湧き上がってくるとき、それはあなたの内側で、古いエネルギーが解放されようとしている証拠。
今日は、そんな表には見えにくいけれど、確かに起きているヒーリングの変化について、私の体験やクライアントさんとの関わりから感じていることを、そっとお届けします。
ヒーリングを受けたのに、なぜか気分が重い…それって失敗?
ヒーリングと聞くと、心が軽くなったり、すぐにリラックスできたりするイメージを持っている方が多いかもしれません。
だからこそ、受けたあとに逆にイライラしたり、落ち込んだり、
「私ってまだまだだな…」と感じると、
「これって失敗?」
「効果がないのかも…」
と不安になってしまうんですよね。
でも、それは決して間違っているわけではありません。
むしろ、そう感じてしまうこと自体が、あなたの内側で確かな変化が始まっている証なんです。
ネガティブな感情が湧いてくるとき、癒しはすでに始まっている
ヒーリングの効果は、いつも気持ちよさやリラックス感として現れるとは限りません。
むしろ、最初に出てくるのは、普段は抑え込んでいた感情や、見ないふりをしていた本音。
たとえば、
- 子どもの何気ない一言にイラッとする
- 些細なことで涙が出る
- 自分の中のエゴや裏の顔が気になって仕方ない
そんな状態は、一見ネガティブに見えるかもしれません。
けれど、これは内側に溜まっていた古いエネルギーが、ようやく出口を見つけて動き出したサイン。
心の奥で眠っていた感情が「もう抑えなくていいよ」と顔を出し始めた証拠なんです。
つまり、ネガティブな感情は癒しの逆ではなく、癒しの始まりなのです。
ネガティブな感情は癒しのサイン
「イライラしてしまう」
「エゴが強い自分が嫌になる」
そんなふうに感じるとき、実は心の奥にあった感情がようやく動き出しています。
それは、エネルギーが滞っていた場所に風が通りはじめた証拠。
一見ネガティブな反応に見えても、それはヒーリングの効果が表れ始めたしるし。
重たい波動が手放されようとするとき、人は一時的に不安定になりますが、その先には軽やかな自分が待っています。
「出す」ことで、波動は整いはじめる
感情を我慢して押し込めていると、心の中に溜まったエネルギーはどんどん重くなっていきます。
でも、「もう嫌だ」「こんな自分が苦しい」と正直に言葉にできた瞬間、波動は一気に動き出すのです。
恥ずかしい感情やネガティブな本音ほど、外に出してあげることで癒しが進みます。
抑えるのではなく、認める。
そして、誰かと分かち合うことで、あなたの内側にある「本来のエネルギー」が蘇ってきます。
感情に寄り添うことが、内なるヒーラーの目覚め
自分の中から湧いてくる感情に、良い・悪いの判断をせず、ただ静かに寄り添ってみる。
それは、あなたの中に眠っていた癒す力を目覚めさせる行為です。
感情は、感じきることで自然とほどけていきます。
トンネルの中にいるような時期もありますが、その道の先には必ず光があります。
感情を見ないふりせず、丁寧に感じることができるあなたは、すでにヒーラーとしての目覚めが始まっているのです。
それが自分を癒す力を育てる第一歩です。
どんな感情もあなたの一部。
恥ずかしがらず、否定せず、丁寧に感じてみてくださいね。
あなたの中に眠るヒーラーは、もう目を覚まし始めています。