こんにちは。
ヒーリングセオリーの癒しの専門家、山田和魅(かずみ)です。
感情をうまく出せないまま、胸の奥にずっと溜め込んでしまう。
そんなふうに感じている方、多いのではないでしょうか?
「怒っちゃダメ」
「悲しんではいけない」
そんなふうに我慢することが、当たり前になっていませんか?
でも実は、感情は抑えるものではなく、動かしてこそ癒されていくものなんです。
今回は、「感情を解放する方法」として、もっと自由に、もっとあなたらしく表現できるヒントをお届けします。
感情を出すことは、いけないこと?
「感情的になってはいけない」
「大人なんだから冷静でいないと」
そんなふうに教えられてきた私たちは、知らず知らずのうちに、自分の感情を押し殺して生きるクセがついてしまっています。
けれど、抑え込んだ感情は消えるわけではなく、心や身体の奥に蓄積されて、やがてストレスや不調となって現れてきます。
本当は感じていい。出していい。
感情は、感じきることで初めて癒されるのです。
感情は「エネルギー」。感じて、動かして、解放する
感情は目に見えないけれど、確かに存在するエネルギーです。
- 湧き上がる怒り
- 悲しみ
- 焦りや寂しさ。
それらはすべて、本当のあなたが「今ここにいるよ」と知らせてくれるサイン。
感情を無理に抑え込むのではなく、まずは味わい、受け止めてあげること。
そして、心だけで抱え込まずに、体を通して表現していくことで、そのエネルギーはゆるやかに動き出し、自然と解放されていきます。
まずは「感じきる」ことから始めよう!
感情を解放したいとき、いきなり前向きになる必要はありません。
むしろ大切なのは、今感じていることを正直に認め、味わうこと。
- 「怒ってるんだな」
- 「悲しいな」
- 「イライラしてるな」
そんなふうに、自分の中で起きている感情にただ気づいてあげる。
ジャッジせず、良い悪いを決めず、そのまま感じきる。
それだけで、エネルギーは少しずつ動き始めます。
感情は抑えるほど重くなり、感じきるほど軽くなっていくものです。
まずは自分の本音に、そっと寄り添ってみてください。
体を使って、感情を動かす
感情は、頭だけで処理しようとすると行き場をなくして滞ってしまいます。
だからこそ、体を使って表現することがとても大切。
たとえば、
- 大きな声で歌う
- 踊ってみる
- 走ってみる
- 叫んでみる
- 誰かに話してみる
- 泣いてみる
そんなシンプルな動きの中に、感情を解放する鍵があります。
私たちの祖先も、踊りや芸能を通じて感情を放出し、共鳴しあっていました。
形式ではなく、その瞬間のあなたのままで表現すること。
体を動かすことは、感情を外に出すための自然で健やかな方法です。
「感情を解放する方法」に正解はありません。
あなたがあなたらしく感じ、表現すること自体が、すでにヒーリングなのです。