こんにちは。
ヒーリングセオリーの癒しの専門家、山田和魅(かずみ)です。
今回は、目に見えないエネルギーを感じ取り、心身のバランスを整えるための知識やテクニックをお話します!
サイキックやヒーリングの土台となる「感覚」についてですが、「感覚を研ぎ澄ます」という言葉はよく聞きますね。
ですが、その「感覚」とは一体何なのでしょうか?
特に、多くの人が混同しがちな「五感」という言葉。
実は、私たちが普段使っている意味と、ヒーリングの世界で使われる意味とでは、大きな違いがあります。
今回はその入口として、感覚の基本についてお話しします。
サイキック能力で言う「五感」に混乱していませんか?
サイキックやヒーリングの世界に興味を持ち、学びを深めようとすると、「五感」や「第六感」といった言葉を頻繁に目にしますよね。
しかし、その言葉の意味を、私たちが学校で習った「見る・聞く・嗅ぐ」といった身体の感覚と同じように捉えて良いのでしょうか?
- 「ヒーリングにおける感覚とは、具体的にどういう意味なんだろう?」
- 「自分のこの感覚は、サイキック能力の一種なのだろうか?」
このように、言葉の定義が曖昧なために、かえって混乱してしまったり、自分の感覚に自信が持てなくなってしまったりする方は、実は少なくありません。
感覚というテーマは、文章で説明するのが非常に難しい領域だからです。
【大原則】ヒーリングの感覚と身体の五感は全くの別物です
その混乱を解消し、サイキック ヒーリングの世界を正しく理解するために、まず最初に覚えていただきたい大原則があります。
それは、私たちが普段「五感」と呼んでいる身体的な感覚と、ヒーリングやサイキック能力で語られる「感覚」は、全くの別物である、ということです。
一見すると似ている言葉ですし、近い領域にあるように感じられるため、とても紛らわしいかもしれません。
しかし、この2つは違う世界のルールで機能しています。
まずは難しく考えず、「身体の五感とサイキックの感覚は違うんだ」という点だけを、ここでしっかりとインプットしてください。
これが、ご自身の感覚を正しく理解していくための最も重要な第一歩となります。
2種類の「感覚」なぜ、混同が起きるのか?
では、なぜこの2つの感覚は混同されやすいのでしょうか。それぞれの定義を簡単に見ていきましょう。
これは、私たちが物理的な世界で生きていくために備わっている身体機能のことです。
具体的には、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の5つを指します。
中学の理科で習うような、誰もが共通して持っている感覚です。
一方、こちらはエネルギーや人の感情、目に見えない存在など、非物理的な情報をキャッチするための特殊な能力を指します。
サイキックの世界では、これを五感になぞらえて「サイキック五感」と呼んだり、さらに細分化して「八感」として説明されたりします。
このように、サイキック能力を説明する際に、便宜上「五感」という馴染み深い言葉が使われるため、混乱が生じやすいのです。
しかし、その本質は全く異なります。
身体の五感が物理的な刺激に反応するのに対し、サイキックの感覚は精神やエネルギーといった領域に反応します。
この違いを認識することが、ヒーリングを探求する上でのスタートラインになるのです。
まとめ:サイキック ヒーリングの探求は「感覚」の正しい理解から
今回は、サイキックやヒーリングの世界における「感覚」について、最も基本的な大原則をお伝えしました。
- 身体・解剖学で語られる五感
- サイキック能力としての感覚
この2つは、言葉は似ていても全くの別物です。
この区別が、今後ご自身の感覚を正しく理解し、サイキック能力を安全に伸ばしていくための重要な土台となります。
まずはこの点だけをしっかり覚えておいてください。
次回は、基本となる「身体・解剖学の五感」とは具体的にどういうものなのか、もう少し詳しく解説していきます。
この土台を理解することで、サイキックな感覚との違いがより明確になるはずです。
ぜひ、楽しみにしていてください。