こんにちは。
ヒーリングセオリーの癒しの専門家、山田和魅(かずみ)です。
私のもとには、「サイキックって特別な才能を持つ人だけのものですか?」というご質問をよくいただきます。
確かに、一般の方からするとサイキック能力はどこか特別な世界の話に感じるかもしれません。
でも実は、「サイキックな感覚」は誰にでも備わっていて、ちゃんと育てることができるんです。
今回は、その感覚の正体である「五感+三感=八感」について、私自身の経験をもとにわかりやすくご紹介していきます。
感覚はすべてあなたの内側にあります。
この記事が、自分の中にあるサイキックヒーリングの力を信じるきっかけになれば嬉しいです。
サイキックって、特別な人の能力だと思っていませんか?
「サイキック」と聞くと、「特別な人しか持てない不思議な力」と思ってしまう方も多いかもしれません。
実際、
- 「あの人は視える人だから」
- 「私は普通だから関係ない」
と思い込んでしまう人も少なくありません。
でもそれって、本当に正しい理解でしょうか?
実は、サイキックな感覚は、五感の延長線上にある誰にでも備わった力なんです。
私たちが普段使っている「視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚」に加えて、
第六感〜第八感までを含めたサイキックの八感という考え方を知ることで、あなたの感覚の世界は一気に広がっていきます。
その「五感と八感の違い」や「どんなふうに感覚を磨いていけるのか?」を、私の体験も交えて解説していきますね。
五感から八感へ。感覚をひらくサイキックヒーリングの世界
サイキックとは、特別な人の力ではなく「肉体の五感を起点に、より繊細な情報を受け取る力」のこと。
つまり、誰にでも開いていける感覚の領域です。
この感覚は、「見る・聞く・触れる」といった通常の五感をベースにしながらも、身体やチャクラ全体を通して、もっと深く情報を感じ取る八感というスタイルに広がっていきます。
具体的には
- 視覚が「魂眼」や「心眼」になる
- 触覚がエネルギーを“スキャン”する役割になる
- 味覚や嗅覚が“波動”や“場の空気”を読み取るセンサーになる
そんなふうに、自分の感覚がどんどん研ぎ澄まされていくのが、サイキックヒーリングの特徴です。
そして大切なのは、「自分の感覚はどう働いているのか?」を知ること。
他人のスタイルと比べるのではなく、自分の感覚と丁寧に向き合っていくことが、感覚をひらく第一歩になります。
視覚・聴覚・嗅覚・触覚
サイキックヒーリングでは、通常の五感がより精妙な情報をキャッチする感覚の窓となります。
ここではそれぞれの感覚と、対応するチャクラや身体の部位をご紹介します。
- 視覚は、「目で見る」だけではありません。
- チャクラで言うと第6チャクラ(いわゆるサードアイ)を中心に、足裏や手のひら、指先なども見る感覚の窓になります。
- 肉眼では見えないエネルギーを「魂眼」や「心眼」で感じ取るイメージです。
- 通常の聴覚とは異なり、サイキックな聴覚は周波数に反応します。
- 誰と交信するか(たとえば自然界の存在なのか、高次元の存在なのか)によって、耳や頭、胸、手のひらなど、異なる場所で音を感じることがあります。
- 音として聞こえないけれど、「感覚として入ってくる」ことも珍しくありません。
- 第2〜第4チャクラあたりが活性化すると、実際に香りを感じることがあります。
- 特定の存在や場所に近づいたとき、「懐かしい香り」「植物の香り」「煙のような香り」などを突然感じた経験はありませんか?
- 嗅覚も、サイキックにおいては重要なサインの一つです。
- 手のひらや指先は、情報を感じ取るセンサーです。
- 人や物、場のエネルギーをスキャンするように、感覚を手に集中させると、その場の状態や滞りを感じ取ることができます。
- 心眼で視てから手に感覚を移動させるという使い方もあります。
さらに高度な感覚「第六〜第八感」についてご紹介します。
- 誰かに見られていると感じたり、部屋に入った瞬間「空気が重い」と感じたり──そんな感覚が第六感です。
- 主に第3チャクラ(みぞおち)、鳩尾、肩周辺が敏感に反応します。
- 人の気や場の雰囲気をキャッチする力であり、ヒーラーやセラピストにとっては特に重要な感覚です。
- 自分が意識していないのに、突然ある言葉が浮かんだり、先に未来の出来事を察知していたような感覚がある。
- これが第七感にあたる無意識レベルの受信です。
- 特に後頭部、ぼんの窪、背骨の上部あたりが受信ポイントになります。
- フォログラム(立体映像)のような情報をイメージで受け取ることもあり、時には地震や自然災害に先んじて情報として届くケースもあります。
第六感・第七感は、いずれも「理屈では説明できない感覚」です。
でもそれは感覚のエラーではなく、あなたの中のアンテナがしっかりと働いている証。
誰かの言葉に左右されず、自分の体と心の反応に信頼を寄せていくことが、サイキックヒーリングの道を深めていきます。
次にサイキックな感覚の中でも特に本質に近いとされる領域「第八感」ついてお話します。
- 第八感は「使命」や「ブループリント(魂の設計図)」とつながる感覚。
- 何か大きな選択をするときや、深い気づきを得たときに、この感覚が目を覚ますことがあります。
- 特定の部位ではなく「全身」「全チャクラ」「オーラ全体」を通して受信・共鳴するのが特徴です。
- 直感を超えた“確信のようなもの”として湧き上がってくる人もいます。
まとめ|サイキックな感覚は、誰にでも目覚める可能性がある
ここまでご紹介してきた「五感+三感=八感」は、決して特別な人だけのものではありません。
むしろ、誰の中にもすでに備わっていて、ただ“気づいていないだけ”の感覚です。
- 視覚は目で見るだけでなく、魂や心で“視る”という感覚へ
- 触覚や嗅覚も、場のエネルギーや波動を読み取るセンサーへ
- 第六〜第八感は、気配や未来、使命とつながる深い感覚へ
こうした感覚を丁寧に育てていくことが、サイキックヒーリングの本質だと私は感じています。
そして、もっとも大切なのは──
「自分の感覚を信じてみること」。
感覚に正解・不正解はありません。
あなたが「なんとなく感じたこと」「言葉にならないけど確信していること」こそが、サイキックな世界への入り口です。
サイキックとは“人間離れした力”ではなく、
“人間らしく生きる中で目覚めていく”自然な感覚。
あなたの中にも、その力はきっとあります。