こんにちは!山田和魅です。
スピリチュアルな学びを深めたいと考えたとき、セミナーや講座、カウンセリングを受ける機会があるかもしれません。
しかし、スピリチュアルビジネスの中には、健全なものもあれば、問題のあるものも存在します。
特に「相手は鏡」「出会いは必然」という言葉を使い、受講者に責任を押し付ける手法があるのをご存知ですか?
本来のスピリチュアルとは「自分を生き切ること」であり、 他者にコントロールされるものではありません。
この記事では、 スピリチュアルビジネスの問題点と、健全な学びを選ぶためのポイントを解説します。
スピリチュアルビジネスの実態|よく使われる言葉に注意!
「相手は鏡、あなたにもその要素がある」
スピリチュアル業界では、「相手はあなたの鏡」という言葉がよく使われます。
確かに、自分の内面を映し出すような出来事は起こります。
しかし、この言葉が 問題解決の妨げになっている場合があるのです。
たとえば…
- 理不尽な扱いを受けたのに、「あなたにもその要素がある」と言われる
- 問題の原因をすべて「自分のせい」と思わされる
- 疑問を持っても、「受け入れることが成長」と言われる
このように、 スピリチュアルを悪用して、相手の責任を押し付けるケースがあるのです。
本来、問題が発生したときは冷静に原因を分析し、適切に対処することが大切です。
もし「あなたが悪いから」「これは学びだから」という説明しかされない場合は、注意が必要です。
「出会いは必然」
「出会いは必然だから、あなたがこの場にいるのも意味がある」
こうした言葉を聞いたことはありませんか?
スピリチュアルな考え方として、「すべての出会いには意味がある」というのは確かに一理あります。
しかし、それを「だからこの状況を受け入れるしかない」という結論にするのは違います。
たとえば…
- 講師に疑問を持っても、「この出会いには意味がある」と言われる
- サービスに不満があっても、「あなたの学びのため」とされる
- お金を払って受講したのに、「それも必然」とされ、納得できないまま終わる
本来、スピリチュアルは自分を大切にするためのものです。
違和感を感じたら、その感覚を信じ、納得できるまで質問することが重要です。
スピリチュアルビジネスに巻き込まれないための3つのポイント
スピリチュアルな学びをする際に、少しでも違和感を感じたら、その感覚を大切にしましょう。
たとえば、こんなサインがあれば要注意です。
- 疑問を持っても、質問しにくい雰囲気がある
- 「これはあなたの学びだから」と言われ、納得いく説明がされない
- 高額な講座やセミナーを勧められ、「これを受けないと成長できない」と言われる
スピリチュアルな成長とは 自分の感覚を信じ、選択を主体的に行うことです。
他人の言葉に流されず、自分がどう感じるかを大切にしましょう。
スピリチュアルの学びを深める場では、講師に質問できるかどうかが非常に重要です。
講師が受講者の疑問にしっかり向き合ってくれるかを見極めるポイントをチェックしましょう。
- 質問をしても、具体的な回答がもらえるか?
- 「あなたの問題だから」と片付けられないか?
- 受講者の意見を尊重する姿勢があるか?
講師が「相手は鏡」「出会いは必然」といった言葉で質問をかわす場合は注意しましょう。
健全なスピリチュアルな学びは、双方向のコミュニケーションがあることが前提です。
スピリチュアルは、盲目的に信じるものではなく、学びながら選択するものです。
スピリチュアルビジネスの中には、「すべてを受け入れることが成長」という考えを押し付けるものもあります。
しかし、 本来の成長とは「自分で考え、主体的に選択すること」です。
- スピリチュアルは「使うもの」であって、「支配されるもの」ではない
- 自分の感覚を大切にし、納得できる学びを選ぶことが重要
本当に自分のためになる学びを選ぶために、「必要なものだけを取る」という意識を持つことが大切です。
まとめ|スピリチュアルビジネスと健全な学びの選び方
スピリチュアルビジネスの中には、本来の精神性とは異なる手法で受講者をコントロールしようとするものがあります。
- 「相手は鏡」「出会いは必然」という言葉に違和感を感じたら、立ち止まる
- 疑問を持ったときに、しっかり質問できる環境かを見極める
- スピリチュアルは「信じるもの」ではなく、「自分を生きるためのツール」と考える
本来のスピリチュアルは、自分自身を深く知り、人生を豊かにするためのものです。
学びを深める際には、 健全なスタンスで、主体的に選択していきましょう!