赤ちゃんの産声が語る感情|スピリチュアル子育ての視点

こんにちは。ヒーリングセオリー・癒しの専門家、山田和魅(かずみ)です。

今回ご紹介するのは、私自身の娘が語ってくれた「生まれた瞬間の記憶」に関するエピソードです。

赤ちゃんが生まれる時、「わぁ!外に出られる!」と感じた直後に、「寒い!怖い!」とパニックになったという、その体験をありのまま話してくれました。

私たちは、出産=喜びと捉えがちですが、実は赤ちゃんにとってはとても衝撃的な出来事なのです。

この記事では、娘の胎内記憶をもとに、赤ちゃんが感じている“最初の感情”を紐解き、スピリチュアルな子育てのヒントをお伝えしていきます。

目次

赤ちゃんが生まれる瞬間、私たちは「おめでとう」「元気な産声でよかったね」と祝福の気持ちでいっぱいになります。

ですが、その裏側で赤ちゃん自身はどんな気持ちを抱いているのでしょうか?

生まれた瞬間を「気持ちよさそう」「うれしそう」と無意識にイメージしていませんか?

実は、娘が小学生の頃に話してくれた“胎内記憶”を通して、私たち大人が見落としがちな、赤ちゃんの本当の感情が見えてきたのです。

それは「不安」「恐れ」「怒り」という、非常にリアルで繊細な心の動きでした。

スピリチュアル子育てでは、この“見えないけれど確かに存在する感情”に寄り添うことがとても大切です。

今回は、そんな「生まれる瞬間の感情」に焦点を当てて、育児の視点を少し深めてみませんか?

スピリチュアル子育てとは、見えるものだけでなく「感じていること」「目に見えない心の動き」に寄り添う子育てです。

赤ちゃんが生まれた瞬間に経験する「不安・恐れ・怒り」は、大人が思っている以上に大きなインパクトを持っており、人生の最初の感情体験として、深く根づいている可能性があります。

その感情に大人が気づき、「ただ生まれてきてくれて嬉しい」だけでなく「怖かったよね」「びっくりしたね」と受け止めてあげること。

これが、スピリチュアルな視点から見た、心に寄り添う子育ての第一歩です。

また、赤ちゃんが安心感を得るために必要な“感覚入力”も、感情へのアプローチとしてとても重要です。

今回は、私の娘が語ってくれたリアルな出産時の体験をもとに、そんな寄り添い方の具体例をご紹介していきます。

多くの人が、赤ちゃんの産声を「元気に生まれてきた証」として喜びます。

しかし、私の娘が語ってくれた出生時の体験からは、それとはまったく異なる感情の世界が浮かび上がってきました。

「寒い!怖い!帰りたい!」

娘はそう語りながら、自分がどれだけ混乱し、戸惑い、ショックを受けていたかを、淡々と話してくれました。

これを聞いたとき、私は「産声には“感情”があるのだ」と深く納得しました。

赤ちゃんにとって出産は、暗くてあたたかい母体から、まぶしく冷たい外の世界へと一気に投げ出される、まさに衝撃的な出来事です。


慣れ親しんだ浮遊感から重力を感じる現実へと変わり、触覚、温度、音、すべてが初めての刺激となります。

これらの刺激を受け取る赤ちゃんは、「喜び」よりも先に「不安」「恐れ」「怒り」という感情を抱えて人生をスタートしているのです。

この視点を持つことが、スピリチュアルな子育てを実践する上での第一歩になります。

娘が語ってくれた体内記憶は、ただの空想とは思えないほど具体的で、生まれたときの様子とぴたりと一致していました。

  • 「お腹の中はあたたかくて、ふわふわして気持ちよかった」
  • 「指にへその緒が絡まって痛かった」
  • 「外に出たら寒すぎて帰りたかった」

こうした一言一言には、私が出産時に感じた記憶と完全にリンクするものがありました。

当時、私は胎教や胎内記憶を意識的に教えたことはなく、絵本や動画も見せていませんでした。

つまり、娘は誰かに影響されることなく、純粋に「自分の体験」として記憶していたのです。

このような胎内記憶は、スピリチュアル子育てにおいてとても大切な手がかりになります。

子どもが無意識に語る記憶を「そんなわけない」と否定するのではなく、「そうだったんだね」と受け止める姿勢が、親子の深い信頼関係を育みます。

子どもの語る“見えない世界”に耳を傾けることこそ、スピリチュアルな子育ての本質だと私は感じています。

娘は、生まれたときからとても敏感な子でした。

音や光、人の気配に過剰に反応し、特に「寝かされる」という行為に強い恐怖を感じていました。

あるとき、娘が仰向けになると、手足の感覚がなくなったように感じてパニックになっていることに気づいたのです。

これは、身体と手足の“つながり”がわからなくなり、自分の存在を見失ってしまうことから来る恐れでした。

そこで私が行ったのが「感覚入力」です。

娘の手足をそっと優しくさすりながら、「ここにあるよ」「ちゃんと繋がっているよ」と伝えるようにタッチしていくと、娘は少しずつ落ち着きを取り戻していきました。

この“感覚入力”は、特に敏感な子どもやHSP気質の子にとって、とても有効なケア方法です。

安心できる身体の感覚を取り戻すことで、自分の存在がこの世界にしっかりとあるということを、実感できるのです。

スピリチュアル子育てでは、こうした目には見えない「不安」を読み取り、身体を通じて安心を届けることが何より大切だと感じています。

今回の記事では、「赤ちゃんの産声が語る感情|スピリチュアル子育ての視点」というテーマのもと、娘の胎内記憶と出産直後の感情体験を通して、赤ちゃんの“最初の感情”についてお話ししました。

赤ちゃんがこの世に誕生する瞬間、それは祝福だけでなく、「寒い」「怖い」「帰りたい」といった感情の嵐でもあります。

そして、その体験が人生の感情のベースとなることもあるのです。

スピリチュアルな視点から見ると、子どもは“見えない感情”や“記憶”をしっかりと感じ取っていて、大人が思う以上に繊細な存在です。

だからこそ、子どもが語る言葉に耳を傾け、その奥にある感情を受け止めること。

そして、必要なときには手足をさすってあげるなどのシンプルなケアで、安心できる世界を一緒に築いていくことが大切なのだと思います。

敏感な子ほど、たくさんの愛と理解が必要です。

スピリチュアル子育ては、その子の個性や感受性を尊重し、魂の声に寄り添うことから始まります。

小さな記憶のひとつひとつを大切にしながら、子どもとの絆を育んでいけたら素敵ですね。

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